こんにちは、米田です。
今回は、モロッコの家についてご紹介したいと思います。
モロッコは、アフリカ北西部に位置するイスラム教の国ですが、その家は日本とは全く違う文化や特徴を持っています。
どんな違いがあるのでしょうか？そして、モロッコの家に住むメリットは何でしょうか？
それでは、見ていきましょう。
モロッコの家の特徴
モロッコの家は、一般的に「リヤド」と呼ばれる伝統的な建築様式で作られています。
リヤドとは、アラビア語で「庭園」を意味する言葉で、中庭を中心にした四角い平屋建ての家です。
中庭には、噴水や植物があり、涼しくて静かな空間を作り出しています。
リヤドの壁は、厚くて高いので、外からの視線や騒音を遮断し、プライバシーを守っています。
また、壁には色とりどりのタイルや彫刻が施されており、美しい装飾を楽しむことができます。
リヤドの部屋は、中庭に面して開放的になっていますが、窓は小さくて少ないです。
これは、夏の暑さや冬の寒さから守るための工夫です。
部屋の内装は、豪華なカーペットやクッション、ランプなどで飾られており、居心地の良い雰囲気を作っています。
部屋にはベッドや机などの家具はほとんどありませんが、床に敷かれたカーペットやクッションで寝たりくつろいだりします。
モロッコの家の文化
モロッコの家は、イスラム教の影響を強く受けています。
イスラム教では、神以外の生き物や人間を描くことは禁じられているため、壁やタイルには幾何学模様やアラビア文字が描かれています。
また、イスラム教では清潔さが重視されるため、家の入口には靴を脱ぐ場所があります。
靴を脱いだ後は、スリッパを履いて中に入ります。
モロッコの家では、家族や友人と一緒に食事をすることが大切です。
食事は、中庭や屋上などで行われます。
食事には、クスクスやタジンなどの伝統料理が出されます。
クスクスとは、小麦粉を水でこねて作った粒状の食べ物で、野菜や肉と一緒に煮込んだ汁と混ぜて食べます。
タジンとは、円錐形の土鍋で作る煮込み料理で、肉や魚や野菜などが入っています。
食事は手でつまんで食べますが、左手で食べることはマナー違反です。
食事の後には、ミントティーが出されます。ミントティーとは、砂糖とミントの葉を入れた緑茶で、甘くてさわやかな味がします。ミントティーは、歓迎の気持ちを表す飲み物です。
モロッコの家に住むメリット
モロッコの家に住むメリットは、何といってもその魅力的な空間です。中庭や屋上からは、青い空や星空を眺めることができます。また、色とりどりのタイルやカーペットなどで彩られた部屋は、目にも心にも優しいです。モロッコの家は、日本の家とは違って、広くて開放的なので、息苦しさを感じることがありません。また、モロッコの家は、自然素材で作られているので、温度や湿度の調節が自然に行われます。夏は涼しくて冬は暖かいです。
もう一つのメリットは、モロッコの人々との交流です。
モロッコの人々は、とても親切で温かいです。
彼らは、自分の家を訪れた人に対して、最高のおもてなしをします。
彼らと一緒に食事をしたり話をしたりすることで、モロッコの文化や価値観を学ぶことができます。
また、彼らからモロッコの生活や観光スポットなどの情報を得ることもできます。
まとめ
今回は、モロッコの家についてご紹介しました。
モロッコの家は、日本とは全く違う特徴や文化を持っていますが、それゆえに魅力的です。
モロッコの家に住むことで、美しい空間や豊かな文化を体験することができます。
もし機会があれば、皆さんもぜひモロッコに旅行に行ってはどうでしょうか。
