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アフリカの家

マダガスカルの家の不思議な魅力

マダガスカルの家の不思議な魅力 アフリカの家
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こんにちは、米田です。
私は10年勤めた会社を30代で辞めて、今では世界中を旅しています。

日本ではあり得ない家を見るのが好きで、その面白さを伝えたいと思い、ブログを立ち上げました。
このブログでは、日本ではできない家のつくりや、異文化の暮らし方などを皆さんにお届けします。

今回は、インド洋に浮かぶ不思議な島、マダガスカルの家についてご紹介します。

マダガスカルとは

マダガスカルはアフリカ大陸の東に位置する世界で4番目に大きな島です。
約8800万年前にアフリカ大陸から分離したため、他の大陸とは異なる独自の生物種が多く存在します。
例えば、マダガスカルにしかいないキツネザルやトカゲ、カメなどです。

マダガスカルの人口は約2700万人で、そのうち80%以上が農村部で暮らしています。
マダガスカルは世界でも5番目に貧しい国とされており、農村部では水や電気が不安定で食べ物も少ない生活を送っています。

しかし、そんな中でも人々は明るく力強く生活を送っており、自然や文化に対する深い愛着や誇りを持っています。

マダガスカルの家の特徴

マダガスカルの家は地域や気候によって大きく異なりますが、共通しているのはその地域で安価に入手しやすい素材で作られているということです。

東海岸部

東海岸部は雨が多く湿度が高いため、高床式の木造住宅が一般的です。
屋根や壁にはオウギバショウ(旅人の木)やタケなどの植物素材を使っています。
オウギバショウはマダガスカル原産のバナナに似た植物で、幹や葉が丈夫で水に強いため建築材料として重宝されています。

中央高地部

中央高地部は気温が低く乾燥しているため、壁の厚いレンガ造りや土造りの家が多く見られます。
レンガは田圃から掘り起こした土で作られており、乾期に多く建てられます。
中央高地部では木彫り文化が発遣されており、幾何学模様を配した独創的な木彫りが家や扉に施されています。

南部

南部は砂漠地帯で水が少なく乾燥しているため、石造りやサボテンなどの植物素材で作られた家が見られます。
また、南部ではイスラム教徒が多く住んでおり、その影響でモスクやミナレットなどの建築物も見られます。

マダガスカルの家の文化

マダガスカルの家には、その住人の文化や信仰が反映されています。
例えば、マダガスカルの人々は先祖崇拝を行っており、家の中には祖先の霊を祀る祭壇が設けられています。
また、家の入り口には「ファディ」と呼ばれる禁忌や縁起をかつぐものが置かれています。
ファディは地域や家族によって異なりますが、例えば骨や角、貝殻、動物の毛皮などが使われます。

マダガスカルの家は、住人の生活や価値観を表す場所でもあります。
家は自分たちで建てることが多く、その際には親戚や友人が協力してくれます。
また、家を建てる場所や方向、日時なども重要な意味を持ちます。
例えば、家は東西に向けて建てることが多く、これは太陽の出入りに合わせて生活するという考え方から来ています。

まとめ

いかがでしたか?
マダガスカルの家は日本とは全く違うものですが、その背景には自然や文化との密接な関係があります。
私はマダガスカルの家を見るたびに、人々の工夫や創造力、生命力に感動します。

マダガスカルは不思議な島と言われていますが、その不思議さは家だけではありません。
次回はマダガスカルの食事についてご紹介します。お楽しみに!

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