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アジア/オセアニアの家

首都ニューデリーの住環境|日本と違った家に出会う面白さ

インドの首都ニューデリーの住環境|日本と違った家に出会う面白さ アジア/オセアニアの家
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こんにちは、米田です。
今回はインドの首都ニューデリーの住環境についてお話ししたいと思います。
インドといえばカレーやヨガ、聖なる牛などが有名ですが、実は家探しもかなり面白いんですよ。
どう面白いかというと、家賃が大家の気分次第で変わったり、汚い家もキレイな家も同じ値段だったりするんです。
日本では考えられませんよね。
では、詳しく見ていきましょう。

ニューデリーの地域

インドの首都ニューデリーには、ニューデリー区を含む9つの区があります。
しかし、ニューデリー区は他の区とは異なる特徴を持っています。
その一つは、行政組織です。
ニューデリー区はニューデリー市行政委員会という独立した組織によって管理されています。
これに対して、他の8つの区のほとんどはデリー市行政自治体の管轄下にあります。
南西デリー区の一部はデリー・カントンメント委員会という別の組織が担当しています。

もう一つの特徴は、歴史的・文化的な価値です。
ニューデリー区はインドの政治や文化の中心地であり、多くの歴史的建造物や公園、博物館などがあります。
この区はインド独立後に近代的な都市計画に基づいて作られました。
そのため、広い道路や整然とした街並みが特徴です。
また、治安も他の地域に比べて比較的良好です。

一方、他の区は人口密度が高く、交通渋滞や大気汚染が深刻な問題となっています。
住む場所によって生活環境に大きな差があります。
ニューデリー区と他の区との違いを知ることで、インドの首都の多様性を感じることができます。

ニューデリーの家探し

ニューデリーで住まいを探す際には、日本とは異なるポイントがいくつかあります。
まず、家賃は大家さんの気分次第で変わることが多いです。
築年数や設備、部屋の数、駅からの距離などはあまり関係なく、同じ地域でも汚い家もキレイな家も同じ値段だったりします。
ですから、交渉力が重要になります。
私は交渉が苦手なので、友人に頼んで一緒に行きました。
友人は大家さんと話し合って、最初よりもかなり安くしてもらいました。
日本では考えられないことですが、こちらでは普通なんです。

次に、契約期間も注意が必要です。
日本では2年や3年の契約が一般的ですが、こちらでは1年ごとに更新することが多いです。
しかも、更新するたびに家賃が数パーセント上がることがほとんどです。
これも交渉次第で変わりますが、面倒くさい人は事前に2年分や3年分の契約をすることもできます。
私はそうしました。それでも家賃は高いですが、ニューデリーでは仕方ないです。

ニューデリーの住環境

日本では当たり前のことができないことに注意しなければならないのが、ニューデリーで住む場合の特徴です。

水道水は飲めない

ニューデリーでは、水道水は飲用に適していません。
水道水には細菌やウイルス、重金属などが含まれており、飲むと下痢や腹痛、感染症などを引き起こす可能性があります。
そのため、飲料水はミネラルウォーターや浄水器で処理した水を使う必要があります。

停電や断水が多い

ニューデリーでは、電力や水道の供給が安定していません。

電力需要の増加やインフラの老朽化、自然災害などにより、停電や断水が頻繁に発生します。
停電や断水が起きると、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電が使えなくなりますし、トイレやシャワーも使えなくなります。
そのため、発電機や貯水タンクなどを備えた家を探す必要があります。

ゴミや排水があふれる

ニューデリーの一部の場所では、ゴミ収集や下水処理が十分に行われていません。
街中にはゴミや排水があふれており、悪臭や害虫を引き寄せます。
また、ゴミや排水は地下水や河川にも流れ込み、環境汚染や感染症の原因となります。
そのため、清潔で衛生的な家を探す必要があります。

気温や湿度が高い

ニューデリーでは、気温や湿度が高く、夏は40度以上になることもあり、過去には最高気温が48度になったこともあります。
高温多湿の環境は体に負担をかけますし、熱中症や脱水症などの危険もあります。
冬は寒くなりますが、暖房設備はほとんどありません。
そのため、エアコンや扇風機、暖房器具などを備えた家を探す必要があります。

家賃は高い

ニューデリーでは、上記のような設備を持つ家は少なく、高い家賃を払わなければならないことが多いです。
日本人駐在員の方々は10万ルピー(約18万円)くらいの家に住んでいることが多いですが、現地採用の方々は4万ルピー(約7万円)くらいの家に住んでいることが多いです。
家賃は立地や広さ、設備などによって変わりますが、日本と比べると高額です。

以上のように、ニューデリーで住む場合には日本では考えられないような問題に直面する可能性があります。
しかし、それらの問題を乗り越えることで、異文化の暮らし方や、日本ではできない家のつくりに触れることができます。

まとめ

インドの首都ニューデリーで家を探すときには、日本とはまったく違う環境に驚くことでしょう。
日本では考えられないような家賃や条件の交渉が必要になりますし、日本では見たこともないような家に住むことになるかもしれません。
しかし、それが逆に魅力的だと感じる人もいるでしょう。
私はその一人です。
インドの家は日本では実現できないような工夫や個性が溢れています。
それを発見するのが私の趣味です。

このブログでは、インドの家だけでなく世界中のさまざまな国や地域の家のつくりや暮らし方をご紹介していきます。
世界の家の多様性に触れてみてください。
次回もお楽しみに。

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