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アジア/オセアニアの家

日陰を好む?ベトナムの家の特徴と日本との違いを紹介

日陰を好む?ベトナムの家の特徴と日本との違いを紹介 アジア/オセアニアの家
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ベトナムの家の特徴と、それが日本の家とどう異なるのかについてお話しします。
ベトナムでは、日陰が好まれる家が多いのですが、その理由は一体何なのでしょうか?
そして、その特徴が日本の家とどう違うのかを探っていきましょう。

ベトナムの家の特徴

ベトナムの家選びでは、日本で重視される「日当たりの良さ」とは異なり、「日陰」が好まれることが多いです。
これは、ベトナムが熱帯モンスーン気候であり、年間を通じて強い日差しにさらされるため、涼しさを保つために日陰が重宝されるからです。
北部では冬にジャケットが必要になる程度ですが、南部では冬でも日中30℃を超えることが珍しくありません。
そのため、家の中に自然な避暑地を作ることが、快適な生活につながるのです。

また、ベトナムでは「風水」が住居選びに大きな影響を与えています。
家の位置や構造は、水の流れや風の通り道を考慮して決定され、幸運を呼び込むためには数字にも気を配ります。
例えば、9は最高位の数字とされ、5は五行説に基づく縁起の良い数字とされています。
一方で、4は「死」を連想するため日本と同様に避けられる傾向にあります。

ベトナムの家は、タイル張りの床が好まれることも特徴の一つです。
これは掃除がしやすく、涼しさを保つ効果もあるためです。
さらに、各家庭や店舗には祭壇が設けられ、コンセントの位置も高く設置されていることが一般的です。
コンセントが高い位置にあるのは、浸水対策と子どもの安全対策のためです。

ベトナムの家と日本の家の違い

日本の家と比較すると、ベトナムの家は気候や文化的背景に根ざした独特の特徴を持っています。
日本人も風水を取り入れた内装や、家づくりをしますが、ベトナムでは風水師を呼んで設計から事細かなこだわった家にしていきます。
家を建てている段階でも、風水師が変更を出せば修正になることも普通にあるようです。
その話を聞いて、設計士さんや大工さんの忍耐力と対応力はすさまじいなと感じました。(もしかしたら、文化の違いで苦にすら感じないのかもしれません。)
しかし、4という数字は縁起が悪いなど日本と共通する文化的要素も見受けられます。

まとめ

ベトナムの家の特徴は、日本と違い「日当たり」よりも「日陰」が好まれ、選ばれるという点があげられます。
また、床はフローリングよりも掃除のしやすさからタイルが好まれています。
家を建てる場合は、風水師と一緒に設計から考える点がとてもユニークで面白い文化だと感じました。

知っているようで知らなかったベトナムの住宅文化。
この記事を通して、ベトナムに興味を持っていただければ幸いです。
それではまた。

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