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アジア/オセアニアの家

トルコの家の特徴や文化について

トルコの家の特徴や文化について アジア/オセアニアの家
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世界を旅している私が今回ご紹介するのは東西の文化が交差する国、トルコの家々の魅力です。
トルコはその豊かな歴史と文化、そして独特の家々で知られています。
今日は、トルコの家の特徴や文化について、私の目を通してお伝えしましょう。

トルコとは

親日家で知られるトルコは、正式名称を「トルコ共和国」と言います。
その地理的位置から多様な文化が交錯するユニークな国で、人口が多いイスタンブールには約1400万人が住んでいますが首都は中央アナトリア地方にあるアンカラです。
トルコは東はアジア、西はヨーロッパと接するこの国は歴史的にも多くの文明の影響を受けてきました。
オスマン帝国の遺産から、現代の都市の喧騒まで、トルコは多面的な顔を持つ国です。

トルコの公用語はトルコ語ですが、地域によってはアゼルバイジャン語、トルクメン語、ウイグル語などなど多くの言葉が共存しています。
観光客がいるような場所であれば、英語や日本語、韓国語なども耳にします。

そんなトルコの国花は、チューリップです。
チューリップと聞くとオランダのイメージがありますが、オランダに国花はありません。
その他、トルコの国獣はハイイロオオカミで、「トルコ人はオオカミの子孫」という神話があるほどトルコ人にとってハイイロオオカミは身近でありながら神聖的な動物です。
そんなトルコは、猫に優しい国としても有名です。
というのも、トルコ人はイスラム教徒が多い国であり、ムハンマドが猫好きで大切にしていた影響で、イスラム教徒は猫を大切にすると言われています。

トルコの海岸部の家の特徴とは

トルコの住宅事情は、その地理的な多様性から内陸部と海岸部で異なる特徴を持っています。
海岸部には、マルマラ海エーゲ海地中海黒海に面したトルコの住環境を見ることができます。

黒海沿いに関しては、山脈が連なっているため海の一望は叶いませんが、日本に似た気候のため四季を楽しむことができます。
マルマラ海沿いでは、トルコの大都市であるイスタンブールや観光名所であるエディルネ、ブルサなど名所が数多くあるエリアになっており、コンクリートで作られた現代的な建物やショッピングストアと歴史や文化を感じる建物が共存しています。
イスタンブールなどの大都市では、高層のマンションやアパートが一般的で、広々とした間取りが特徴的です。
そういう住宅は、家具や家電が備え付けられていることも多く、セントラルヒーティングのシステムにより、暖房の心配がないのも魅力の一つです。
エーゲ海地中海沿いはリゾート地として有名で、エーゲ海には海以外にも多くの遺跡が点在しています。
そんなエーゲ海と地中海には、白塗りの建物が立ち並び優雅なひと時を過ごすことができます。

トルコの内陸部の家の特徴とは

海岸部から一転して、内陸部は乾燥した土地が広がる中央アナトリアや、自然と豪雪の土地が広がる東アナトリア、歴史的建造物や遺跡が眠る南東アナトリアがあります。
首都は中央アナトリアにあり、都市部はコンクリートの集合住宅が主流で現代的な生活スタイルに適した設計がなされています。
また、住宅街の建物は日本の家のような既視感を覚える作りの物もあり、都市部の街中はきれいに整備されているので日本にいるような感覚で散策ができます。

とはいえ、市街地から少し離れると塩田や自然、遺跡が残る土地が広がり観光には困りません。
中でも有名なのが、地下都市があるカッパドキアです。
地下深くに掘り進められて作られた地下都市は、昔の人々がそこで生活していた風景を残しています。
その他、谷の岸壁に掘られた洞窟の住居は、今もホテルや居住用の家の一部として使われています。

地下都市は、外気に左右されることなく一定の室温が保たれており、斜面に掘られた洞窟の家は夏は涼しく冬は暖かい自然の恵みを活かしたエコな住まいです。
とても興味深く、そしてサスティナブルな暮らしと言えるでしょう。

まとめ

トルコの家々は、その地域の気候や文化、歴史に深く根ざした設計がなされています。
現代的な家がある一方で、伝統的な家屋やカッパドギアの洞窟住居まで、トルコの家は多種多様です。
トルコの家の多様性とその背景にある文化を感じ取っていただけたら幸いです。

この記事が皆さんのトルコへの興味を深める一助となれば、私としても大変嬉しい限りです。
世界は広く、まだまだ知らない家の魅力がたくさんあります。
次回は別の国の家を取り上げますので、お楽しみに!

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