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ヨーロッパの家

イタリアの家の魅力に迫る!ローマ・ヴェネツィア・フィレンツェの家の特徴とは?

イタリアの家の魅力に迫る!ローマ・ヴェネツィア・フィレンツェの家の特徴とは? ヨーロッパの家
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こんにちは、米田です。
日本ではあり得ない家を見るのが好きで、その面白さを伝えたいと思い、ブログを立ち上げました。
このブログでは、日本ではできない家のつくりや、異文化の暮らし方などを皆さんにお届けします。

今回は、イタリアの家の特徴についてお話ししたいと思います。
イタリアはローマ帝国やルネサンスの発祥地として有名な国で、歴史や文化が豊かです。
その影響が、イタリアの家にも色濃く反映されています。
イタリアの家は、地域によって様々な特徴がありますが、今回は代表的な3つの都市、ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェの家に注目してみましょう。

ローマの家

ローマはイタリアの首都であり、古代ローマ帝国の中心地でした。
そのため、ローマの家には古代ローマ時代から現代までの様々な建築様式が混在しています。
ローマの中心部には、コロッセオやパンテオンなどの古代遺跡が残っており、その周辺にはバロック様式やネオクラシカル様式の建物が立ち並んでいます。
また、ローマにはバチカン市国があり、サン・ピエトロ大聖堂やバチカン美術館などの宗教的建造物も見られます。

ローマの家は、一般的に石造りであり、屋根は赤い瓦で覆われています。
石造りの家の窓が小さいのが特徴ですが、これは当時開口部を大きく切り開くのが困難だったためです。
また、窓にはシャッターやバルコニーが付いており、装飾性が高く歴史を感じます。
ローマの家は日本と比べると広くて高い天井が特徴であり、内装はモルタルやコンクリート造りで、床はフローリングです。

ヴェネツィアの家

ヴェネツィアはイタリア北東部にある水の都と呼ばれる都市です。
ヴェネツィアは120を超える島からなり、運河や橋で結ばれています。
そのため、ヴェネツィアの家は水辺に建っており、船で移動することが多いです。
ヴェネツィアは中世からルネサンス期にかけて繁栄した共和国でした。

ヴェネツィアの家は、一般的に木造かレンガ造りであり、屋根は平らか斜めになっています。
外壁は色とりどりに塗られており、華やかさを感じさせます。
窓は大きくて明るく、運河に面しています。
窓にはアーチ型や円形の飾りが付いており、優雅さや洗練さを表現しています。
日本との違いは、川に打たれた杭が腐ることなく今だに家を支えており、水辺に所狭しと並ぶヴェネツィアの家が幻想的というところです。

フィレンツェの家

フィレンツェはイタリア中部にあるトスカーナ地方の中心都市です。
フィレンツェはルネサンスの発祥地として有名であり、ダヴィンチやミケランジェロなどの芸術家が活躍した場所です。
そのため、フィレンツェの家にはルネサンス様式の建築物が多く見られます。
フィレンツェの中心部には、ドゥオーモやウフィツィ美術館などの歴史的建造物が残っており、その周辺には中世から近代までの建物が混在しています。

フィレンツェの家は、一般的に石造りかレンガ造りであり、屋根は赤い瓦で覆われています。
外壁は茶色や灰色などの地味な色で塗られており、落ち着きや重厚さを感じさせます。
また、窓にはシャッターやバルコニーが付いており、街並みを歩けばタイムスリップしたような錯覚を覚えまます。
フィレンツェの家と日本の家との違いで言うと、フィレンツェは基本的に集合住宅が多いく、ローマやヴェネツィアと共通して築100年以上のクラシカルな建物がほとんどです。

まとめ

イタリアの家は、地域によって様々な特徴があります。
ローマの家は古代ローマ時代から現代までの様々な建築様式が混在しており、歴史の重みを感じさせます。
ヴェネツィアの家は、水の都と言われるだけあり水辺に複数の家が建っています。
フィレンツェの家はルネサンス様式の建築物が多く見られ、芸術の粋を感じさせます。

イタリアの家は日本と比べると築年数にとらわれず、歴史と芸術を重んじた作りの家が多いです。
そのため、イタリアの家は日本ではできない家のつくりや、異文化の暮らし方を教えてくれますね。

今後も世界の色んな家を紹介しますんで、ぜひ世界の家の多様性に触れてみてください。
それでは次回。

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