ブラジルは南米最大の国で、多様な文化や自然が魅力的な国です。
ブラジルに住む人々はどんな家に住んでいるのでしょうか？
ブラジルの家の種類や造り、日本との違いや魅力について紹介します。
ブラジルの家の種類
ブラジルでは、一軒家（カーザ）とアパート（アパータメント）が主な住宅形態です。
一軒家は都市部よりも郊外に多く、アパートは都市部に多く見られます。
一軒家は自由度が高く、広い庭やバーベキュースペースなどがあることもあります。
アパートはセキュリティがしっかりしており、プールやジムなどの共用施設があることもあります。
また、一軒家やアパートはコンドミニオと呼ばれる塀で囲まれた地区にあることも多く、門番が管理しています。
ブラジルの家の造り
ブラジルの家は基本的にレンガ造りで、窓に鉄格子をつけることが多いです。
これは防犯のためで、塀の上に有刺鉄線や監視カメラを設置することもあります。
ブラジルの家は日本よりも床面積が広く、間取りもゆったりしています。
一般的に2LDKや3LDKが多く、4LDK以上だと家賃が高くなります。
LDKは必ずあるもので、寝室にトイレやバスが付いている場合もあります。
ブラジルの家の日本と違う点
ブラジルの家には日本と違う点がたくさんあります。
まず、玄関がなく、ドアを開けるとすぐにリビングルームに入ります。
ブラジルでは土足で入るのが普通なので、靴を脱ぐ習慣はありません。
次に、床材です。
ブラジルではタイルや木材フローリングが多く使われています。
タイルは冬は冷たく夏は涼しいですが、目地が汚れやすいです。
木材フローリングは冬は暖かいですが、水に弱いです。
また、キッチンでは御影石を使ったシンクが主流で、熱い鍋を直接置いたり生地をこねたりすることができます。
そして、トイレです。
ブラジルではトイレットペーパーを水に流せないので、ゴミ箱に捨てます。
これは配管が詰まりやすいためです。
また、ブラジルの家にはトイレやバスが多いのが特徴です。
80平米くらいの家でもトイレやバスは最低2つあります。
ブラジル人にとっては自分専用のトイレやバスがあることは憧れで、ステータスのように感じます。
ブラジルの家を探すときのポイント
ブラジルの家を探すときには、以下のポイントに注意しましょう。
- セキュリティ：門番やカメラの有無、周辺の街灯の数などを確認しましょう。
- 水回り：水漏れや水圧、シャワーの温度などを確認しましょう。
- 駐車場：屋内か屋外か、駐車や出入りがしやすいかなどを確認しましょう。
- 共益費：アパートの場合、共益費が家賃の20～40％ほどかかることがあります。 共益費に何が含まれているかも確認しましょう。
ブラジルの家は日本と違う点が多くありますが、それもブラジルの魅力の一つです。
ブラジルで快適な住まいを見つけるためには、自分のニーズや予算に合わせて慎重に選ぶことが大切です。
まとめ
この記事では、ブラジルの家の特徴と日本との違いについて紹介しました。
ブラジルの家は一軒家とアパートが主流で、レンガ造りで窓に鉄格子をつけることが多いです。
また、床材はタイルや木材フローリングが多く、キッチンでは御影石を使ったシンクが主流です。
トイレではトイレットペーパーを水に流せないので、ゴミ箱に捨てます。
ブラジルの家にはトイレやバスが多く、自分専用のものがあることはステータスのように感じます。
ブラジルの家を探すときには、セキュリティや水回り、駐車場、共益費などに注意する必要があります。
ブラジルの家は日本と違う点が多くありますが、それもブラジルの魅力の一つです。
ブラジルで快適な住まいを見つけるためには、自分のニーズや予算に合わせて慎重に選ぶことが大切です。
