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南北アメリカの家

エスキモーの家の特徴に迫る!そして現在とは?

エスキモーの家の特徴に迫る!そして現在とは? 南北アメリカの家
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こんにちは、米田です。
今回は、エスキモーの家にまつわる話から、文化や現在についてお話ししたいと思います。

アラスカの家の特徴について記事を書くにあたり、アラスカとエスキモーは切っても切れない関係性なのです。
そんなエスキモーと呼ばれる先住民族について、歴史や現在の家事情を見ていきましょう。

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アラスカに住む先住民族エスキモー

アメリカの49番目の州として存在するアラスカ州は、アメリカ合衆国50州の中で最大面積を有しています。
しかし、ほとんどが寒冷地で山地が多いため人口密度は50州の中で一番低いです。

そんなアラスカには、エスキモー、インディアン、アレウトと呼ばれる先住民族がいます。
イヌイットがカナダやグリーンランドといった極寒の地に住んでいるのに対し、エスキモーはベーリング海沿岸地域に住むエスキモーを「ユピク」、北部北極海沿岸地域に住むエスキモーを「イヌピアット」と呼びます。
エスキモーはアラスカの海での狩猟を中心とした生活を送る民族で、イヌイットとはまた別ものとされています。(ややこしいですが、エスキモーという呼び名が蔑称とされイヌイットとひとくくりに呼ばれるようになった背景があるため、人によってはエスキモーをイヌイットと呼ぶこともあります)

エスキモーの家

アラスカなどの北極ツンドラ地帯に住むエスキモーの家とはどうなっているのでしょうか?
一般的なイメージは、雪を固めてドーム状に詰んで作った「イグルー」ですよね。
イグルーは移動しながら狩猟をするエスキモーには欠かせない家です。
雪や氷で出来たイグルーの利点は、寒さを凌げ保温性もあり、何より素材を探しに行く必要がないことです。

しかし、「イグルー」とは必ずしも雪で作った家を指す言葉ではありません。
エスキモーが差すイグルーは「家」を意味しています。

エリアによって異なるエスキモーの家

アラスカとは言え、場所や気候によって家づくりに使える材料が変わってきます。
イグルー作りに適した雪が無いエリアでは、流木や大きなクジラの骨、丸太や石で作った家のほかに動物の皮で作ったテントを家としていました。

エスキモーの現在と家の変化

アラスカの先住民として暮らしていたエスキモーですが、文明の発展が著しい現在はどうなっているのでしょうか?

エスキモーは、20世紀に入りインディアンと同じくBIA(インディアン管理局)と言われるアメリカ内務省の管理下に置かれています。
管理下に置かれることを受け入れる代わりに、衣食住の援助や資源の所有権を有し、遊牧民としての生活からその地に定住する生活に変わっています。
そのため、移動手段だった犬ぞりからスノーモービルへ、自然の素材を使った家から普通の家に変わっています。
また、服も通常の服を身にまとい、今まで不要だった貨幣が必要になり狩りではなく市街地へ働きに出る人や市街地で生活する人もいます。

つまり、エスキモーは民族的な伝統様式から現代化が進んでいます。

まとめ

アラスカに住むエスキモーの家事情や、歴史そして現在について紹介しました。
イグルーは雪の家を指すのではなく、「家」そのものを指す言葉でした。
そんなアラスカのエスキモーの家や文化は、20世紀に入り現代化しています。
移動手段は犬ぞりからスノーモービルへ変わり、市街地に住む人や働く人もいます。

極寒の地に住むエスキモーという民族の歴史の移り変わりが現在も進行しているのは感慨深いものがありますね。
それでは、また次の記事で会いましょう。

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